マーチャントクラブ埼玉支部代表の馬場ふゆかです。
今回の定例会は、江戸川支部との合同定例会でした。
「集客力のある画像の作り方」という企画を進行途中で中断し、本番まであと数日というときに「そうだ!事業モデルのシェアにしよう!」と、急遽企画の中身がガラッと変わるまさかの展開で当日を迎えました。
集客力のある画像を作りへの挑戦
当初の企画は、支部メンバーの方に画像作りに必要なキャッチコピー作りとデザイン制作に挑戦してもらい、画像作りの挑戦過程をオープンチャットでシェア。
体験型の企画で、コピーとデザインスキルをダブルであげてもらい、定例会当日に解説をして、講義後は「今から画像作りをスタートするぞ!」という状態に持っていくことをゴールとしていました。
埼玉支部のみいさんにキャッチコピー、同じく埼玉支部の坪井あさみさんにデザインに挑戦していただき…
みいさんには「50個キャッチコピー作ってください!」と、あさみさんには「1ヶ月で5つ以上の画像を作ります!」と、なかなかの無茶振りを要求しました。
それでも全てのメッセージに「やります!」と返事をしてくれて、スピード感をもって見事に挑戦をやりとげてくれました。
こうした制作への挑戦の機会を作れたことは、クリエイター集団を集う江戸川支部との合同定例会の企画ならではですね。
なぜ当日間近に企画内容がまるっと変わったのか
ところが。制作は順調な一方、正直外部集客が思うようにうまくいっていませんでした。
オープンチャットには89名という人数が集まったのにも関わらず、支部メンバー以外の反応がなかなか得られない。
1ヶ月かけて企画を動かしているので引くに引けないでいましたが、やはりこのままではまずい!もっと面白い企画にしなくては!でももうテコ入れする時間もない!
ということで、ならばいっそ白紙に戻した新しい企画で起死回生のチャンスにかけようと。
この本番直前の企画一新は、私にとっても初めての挑戦でした。
今はいろんな起業方法があるので、キャリアが短くてもある程度の結果までならだしやすいのかもしれません。
自分のできることだけでビジネスを考えない
そして白紙に戻してから新しく立ち上がった企画は、事業モデルのシェア。
入り口は少し広義ではありますが、伝えたかったことは
『誰、何を、どうやって、付加価値を提供し、収益を得るのか』ということ。
特に今回は『何を』について熱く語っていきました。
「強みや好きをビジネスに」という時代の流れもあり、起業挑戦し始めた頃に、「自分にできること」の棚卸しをしたことある人も多くいます。
私もまさにその棚卸しからスタートしたのですが、これは自分の強みを見つけられるメリットを持つ一方で、自分でできることでビジネスを作っていこうと、視野が狭くなってしまうことが大きなデメリットにもなります。
仲間のスキルの掛け合わせでビジネスは制限なく作っていくことができます。
定例会では、江戸川支部代表のくんくんさんこと飯島裕之さんが、『何を』を自分のできることだけで決め付けないでと、何度も何度も伝えてくださいました。
コミュニティ内の距離だから生まれるビジネス
定例会ではいくつかの事業モデルを紹介しましたが、その多くに共通していたことは、「コミュニティ内での距離だからできた」ということ。
例えば仕事を紹介するのも、少し距離がある人には「この仕事ってお願いできるのかな」とはっきりわからず、実はなかなか最初の相談をしにくかったりするもの。
それがコミュニティ内の距離感であれば、この最初のとっつきにくさが格段にさがり、少ないやりとりで仕事の話がまとまったりします。
メンバー同士での交流もしっかりあるため、その後のトラブルも少ないです。
関係値がうまく作れていないと、自分のミスはなかなか指摘してもらえずなぜ次に繋がらないのかわからないままのことも多々ありますが、
コミュニティメンバーであればしっかりコミュニケーションがとれているので、指摘してもトラブルが起こることはなく、仕事を生み出しながらスキルアップすることができるのも大きな魅力です。
コミュニティ内の距離感だからこそ、相談しやすい、声をかけやすい、連携をとりやすい。コミュニティではまずは「言ってみる」だけで、仕事のチャンスが生まれていきます。