マーチャントクラブ埼玉支部代表の馬場ふゆかです。

「環境と人脈があれば仕事になる」というお話は、ビジネスをしていたらどこかで一度は聞いたことがあるかもしれません。

なんとなく理解はしている方も多いと思うのですが、ふとしたときに、「言っている意味はわかるけど、自分の場合はそのビジョンがうまく浮かばない…本当に大丈夫だろうか」と不安がよぎることもあるはず。

なぜなら昔の私がまさにそうだったからです。

どんなに「ふゆかさんなら大丈夫」と周囲の経営者が言ってくれても、自分に仕事依頼がくるイメージが浮かばず、どうしたら今すぐ仕事ができるようになるのかと焦ってばかりの日々でした。

この不安は一定の結果を自分の力で出すことができないと拭えなかったりもするので本当に厄介です。

今回の講義では少しでもこの不安がとれるように、実際に私がマーチャントクラブという環境をいかして、数年かけて築き上げた仕事の形を10例、具体的に紹介していきました。

仕事は時間差でうまれてくる

いろんなパターンの仕事やそのきっかけの作り方をしましたが、全部に共通して言えるのは、いきなり紹介してもらった人との1回のzoomで大きな仕事の契約にはまずならないということ。

小さなお仕事や、お仕事まではいかない相談からスタートすることもたくさんあります。

1つ1つの機会を大事にして、丁寧に対応していくことで、数ヶ月、半年や1年と時間を経て仕事に繋がっていきます。

そんなに待てない!という気持ちになるかもしれませんが、関係性をしっかり作り上げて行った先のお仕事依頼というのは、「まとめてお願いします」と大きな仕事に繋がりやすくなります。同業者も競業にはならないポジションを築くこともできます。

自分ひとりではチャンスに気づけないことも多い

今はいろんな起業方法があるので、キャリアが短くてもある程度の結果までならだしやすいのかもしれません。

だけど、マーチャントクラブに所属していろんな機会をいただく中で思うことは、一人では何がビジネスチャンスなのかすら気づけないことが多かったということ。

「仕事の話」のなかでのビジネスチャンスはわかりやすいですが、どんな人に会ってみるべきか、どんな交流会に参加してみるべきか。

これを無意識のうちに選別していると、知らないうちに本来なら掴めていたはずの大きなチャンスをスルーしてしまいます。

「自分にはこの交流会は必要ない」と判断してしまったことや、『〇〇さんが今度交流会を開催する』と知っていてもなんとなくスルーしてしまったり。

そうしたチャンスを見逃さずふと助言をもらえることも、コミュニティに所属している大きな強みです。