NO.005・坪井あさみプロフィール

取材担当の小野寺 美咲です。この記事では、マーチャントクラブに所属する方へのインタビューを通じて、その人の魅力に迫りながら学びをお伝えします。

今回取材するのは、クラブNO.005・女性に響くバナー&サムネイルデザイナーの坪井あさみ(つぼいあさみ)さんです。

SNSのバナーやYouTubeなどのサムネイル、PowerPointの資料作成を中心にデザイナーとして活躍されるあさみさん。資料としてのわかりやすさと心惹かれる華やかさの両方を持ち合わせたデザインで、多くのクライアントに喜ばれています。

小学生・保育園児のママでもあり、現在は育児とビジネスの両立をされているあさみさんですが、実は半年ちょっと前まで「自分には何もなかった」と語ります。

マーチャントクラブに入って大きく変わった環境とメンバーへの思い、そしてずっと大切にしているビジネスの根幹についてお伺いしました。

デザイナー。バナー&サムネイル、資料作成を中心に行う。
8年勤めた元エステティシャンであり、現在は育児をしながらデザインの仕事を請け負っている。

1年前まではデザインに必要なソフトも分からなかった(!)が、マーチャントクラブでの縁がありゼロからスキルを獲得、現在に至る。Twitterでは成長の過程を発信中。

趣味はスキンケア&体にいい料理を作ること、食べること。データの肌加工をするのが楽しいと感じるのは前職の影響かもしれない。
「この人のために何ができるだろう」というギブ精神を持ち、さらに多くの方の力になるため日々成長し続けている。

坪井あさみのSNSはこちら

成長とチャンスをくれる支部代表

小野寺  あさみさん、本日はよろしくお願いします。早速ですが、まずは昨年マーチャントクラブに入会したきっかけや理由をお伺いできますか?

あさみ きっかけは知人の紹介でした。元々支部代表であるふゆかさんとは、他コミュニティを通じて2019年からお知り合いで。ふゆかさんの紹介でその知人と出会っていたんです。

「ふゆかさんが新しいコミュニティを立ち上げようとしている」と知人から聞き、参加を決めました。

小野寺 その時点で既に、ふゆかさんとの間に強い信頼関係が生まれていたんですね。
ふゆかさんは、あさみさんにとってどんな方ですか?

あさみ とにかく明るく、その場をパッと明るくしてくれるひとです。そして何より、成長させてくれる、チャンスをくれる。「こういうひとについて行きたい!」と心から思える支部長です。

「やったことないかもしれないけど、こんなことやってみる?」といくつものチャンスをくれつつも、それを強制することはない。でもやると決めたら全力で応援してくれて。

小野寺 そういう方が近くにいると、心強いですね。

あさみ 本当にそう。以前「俺についてこい!」というタイプの方のもとで仕事をしたこともあったんですが、今思えばやっぱり違うなぁ、と思います。

好きを仕事に→視点を変えたら、世界が広がった

小野寺 マーチャントクラブに入る昨年まで、デザインをしたことが無かったと聞いて驚きました。

あさみ 自分でも、まさかこんな風にお仕事をさせてもらうなんて思ってもみなかったです。

私がネットビジネスの世界に入ったのは3年ほど前でした。ネットって本当にたくさんの稼ぐための手法があるけれど、どれをやれば良いのか、何が自分にあっているのか、そもそも自分は何がしたいのか……迷いに迷って、結局見つからないまま。

手当たり次第にSNSで発信しても結果が出なかったり、とりあえずやってみたことがやっぱり自分に合わなくて途中で辞めてしまったり……。中途半端な自分にうんざりしていたんです。

マーチャントクラブに入ったはいいものの、他の人はちゃんとやりたいことや目標があって、スタートラインに立っている。どころかずっと先を行く人もたくさんいる。

「自分には何もできない」なんてやけっぱちな考えになりながら、先も見えないままもがいている期間が続いていましたね。

小野寺 その頃から、ふゆかさんはやったことのないお仕事のチャンスをくれていたんですか?

あさみ そうなんです。私からも「何かできることありませんか?」と聞いて。

小野寺 どんなことでも、積極的にトライする姿勢だったんですね。

あさみ とはいえ自分には何もできないと思っていたから、聞くのもすごく怖くて(苦笑)。

前向きにというよりは「動かなかったらずっとこのまま変われない」という焦燥感でいっぱいだったから、とにかく動いていたという感じです。

最初にいただいたのは動画編集のお仕事でした。もちろんやったことはないけれど「ここで本気にならなきゃ私に先はない」と必死に取り組んだのを今でも覚えています。

当時は強く「いつか自分の好きなことを仕事にしたい」と思っていました。

「好きなことで生きていく」がメジャーな考えかたとして広まって、私もそのフレーズに引っ張られていたんです。

案件をいただく中でデザインのお仕事の機会をいただくこともありました。そうして、だんだん気がついてきたんです。

「私は『自分の好き』のために頑張るより、『自分の好きな人』のために頑張るのが嬉しいんだ」「これこそが、私のやりたいことなんだ!」と。

小野寺 なるほど……。それが、ご自分にマッチする働きかたでもあるという。

あさみ そうなんです。これは、マーチャントクラブのメンバーと環境があったからこそ分かったこと。

あの時加入していなかったら、今でもまだ「やりたいこと迷子」だった自信があります(笑)。

やりたいこと迷子」の人はおいで〜!

小野寺 ひとつの会社に勤めるよりも、現在のあさみさんの働きかたのほうが「好きな人」との多くの出会いがありそうです。

あさみ 会社に勤めていても運よく好きな人と働けることもあると思いますが、確かにそうかもしれません。

ふゆかさんはもちろん、マーチャントクラブの他のメンバーも、挑戦しようとする気持ちを大事に、全力で応援してくれるんです。

実は私、デザインを仕事にしていくにあたってどんなソフトや機材が必要なのかすら全然分かっていなくて。いざ、機材を揃えなくちゃいけないとなった時に迷ったんです。

当時は心配からか、家族も手放しに背中を押してくれるような状態じゃなくて。

小野寺 機材ひとつにしても、気軽にポンと買える金額ではないですよね。

あさみ そんな時にメンバーに相談していたら「成長するために必要な機材なら、自分が買って渡そうか」とまで言ってくれて!
お気持ちだけありがたく頂戴したんですが、その時すごく応援してもらっているなぁと実感したんです。

小野寺 心の底からあさみさんの成長と発展を信じているからこそ、口にできる言葉ですよね。

あさみ 私自身、迷って迷ってここにたどり着いたと感じていて。

だからこそ、胸を張って伝えたいのが「やりたいこと迷子の人はおいで〜!」ということ。

迷う時期は多くの人にあるけれど、先が見えないまま進む時間も決して無駄じゃない。そう思わせてくれるのが、マーチャントクラブの大きな魅力だと思うんです。

ビジネスにおいて「環境と人脈」が大切な要素

小野寺 成長させてくれる環境があったからこそ、今のあさみさんがあるんですね。

あさみ そうですね。改めて思うのが、ビジネスにおいて大事な要素は「環境と人脈」だということです。

自分に合った環境と、自分だけでは見えなかった世界を学ばせてくれるメンバーのおかげでここまでやって来れました。

小野寺 自発的に楽しく前を向かせてくれる環境と、チャンスをくれて全力で応援してくれる仲間ですね。

あさみ マーチャントクラブの仲間って、30代〜上は50代と幅広くて男女も半々くらいなんです。私と同じ子育て中のママさんもいて。

全く知らない業界にいる仲間から刺激をもらえるし、反対に「私も同じ状況だよ!」と共感して励まし合うこともしばしば。

それがすっごく心強いし、「皆がこんなに一生懸命積み上げているなら、私ももっと頑張ろう!」「一緒に頑張りましょうね!」と力が湧いてきます。

環境と人脈は、どんな業界においても必須な要素。これからもこれらを大切にしながら、もっともっと誰かのためになれるよう、挑戦していきたいと思います。

小野寺 あさみさん、お話しいただきありがとうございました!

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インタビュアー / 小野寺美咲

小野寺 美咲(おのでら みさき)
1995年神奈川県生まれ。会社員兼ライター。コロナ禍に延べ400人以上の起業家らと対談した経験を経て、取材の楽しさ・奥深さを知る。人の奥底にある思いをヒアリングして文章にするインタビューライターとして活動中。
無類の読書好きで、IWGPを代表作に持つ石田衣良のラジオ番組「大人の放課後ラジオ」Kindle版ディレクション担当。インタビュー記事作成だけでなく、LPや電子書籍制作にも携わる。