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NO.009ちゆきプロフィール
取材担当の小野寺 美咲です。この記事では、マーチャントクラブに所属する方へのインタビューを通じて、その人の魅力に迫りながら学びをお伝えします。
今回取材するのは、クラブNO.009復業家のちゆきさんです。
サロンを営んだり、セミナーのMCを担当したり。自身も講師として、セミナーを毎週配信しています。
そんなちゆきさんの一貫した理念は「人のいいところを見つけ、それを声で伝える」こと。
「人と人とをスキで繋ぐ、ご縁繋ぎの魔法使い」を目指しているというちゆきさんに、コミュニティに加入して起こった変化と展望についてお伺いしました。
自宅で「縁かうんと」という癒し処を営みながら、セミナーのMCや講師も行う復業家。
自身の体験を元にして執筆した「愛されたくてこじらせた女子」がAmazon書籍3部門1位を突破した。
昔は今よりも自分に全く自信が持てず、周りを羨んで過ごしていた。
現在は「自分らしく笑って生きる」を実践中。愛する息子と暮らしている。
「自分はダメだ」がずっと拭えなかった
小野寺 ちゆきさん、本日はよろしくお願いします!
取材前から朗らかなちゆきさんですが……昔はご自分に自信がなかった、と伺いました。
ちゆき そうなんです! 過程の影響もあって、小さな頃から自己肯定感が低くて。「私が何かやったら二度手間になる」「たとえ何かできたって、きっとまぐれに違いない」「私はダメな人間だ」……って(苦笑)。
元々、人と関わるのはスキ。もちろん認めたいけれど、周りの人が評価されているのを見ると羨ましくて仕方がない。
ずっとそんな感覚を持ち続けていました。
小野寺 そういった感覚って、なかなか払拭できるものではないですよね。考え方を変えるのって1人では難しいし、時間がかかる……。
ちゆき 私が考え方を変えられたのは、大人になってコミュニティに加入してからでした。
自分がやったことを仲間にみてもらえて、それを時には高評価してもらえて。それが楽しくて、だんだん前向きになれたんです。
小野寺 それは、マーチャントクラブとは別のコミュニティだったんですよね。
ちゆき そうそう。
前向きになれたのも嬉しかったですし、そこで出会ったAさんの言動やお人柄にすごく救われたんです。
元々私は前にでるタイプというよりも、好きな人のサポートをしたいタイプで。
「これからもAさんと同じ景色がみたい」「ビジネス仲間として支えられる存在になりたい」と思うようになりました。
そのコミュニティを通じて知り合った、事務局長の横田さんの紹介でマーチャントクラブ埼玉支部にも加入することになったんです。
小野寺 コミュニティによってメンバーも学べることも違いますから、複数所属することによってより「なりたい自分」に近づくための方法が見えてきそうですね。
仲良しこよし× ビジネスの中での信頼関係をめざして
ちゆき Aさんの力になりたいけれど、当時は今よりももっと「右腕」になるのってすごく難しいと感じていて。
ビジネスを通してつながっているから、単なる仲良しこよしで終わるのは違うし、すぐに信頼が生まれるわけではないし……。
小野寺 たしかに、距離感の測り方が難しいですね。
ちゆき ありがたいことにマーチャントクラブに加入してからは、ふゆかさんから「右腕ポジションとしてどう関わると良いか」を学びました。
私がAさんに対して思っていることを、ふゆかさんはマーチャントクラブの菅さんに思っていましたから、たくさんのアドバイスをもらうことができたのでとても勉強になりました。
小野寺 そうだったんですね。
昔は自信がなかったという話がありましたが、マーチャントクラブに加入してからのちゆきさんは、いっそう前向きに色々な挑戦をされてきたんだと感じます。
ちゆき 本当に、周りの方のおかげです。
加入当初は「この人たちと関われるかな……!?」と不安に
小野寺 マーチャントクラブ加入当初は、いかがでしたか。
ちゆき みなさん、私がやったことのないような挑戦をされていて。「この人たちと関われるかな……!?」と不安でした(苦笑)。
でも、周りの方にみてもらえているおかげで、昔の凝り固まった考えは年々溶けていく感覚があります。完全になくなったとは言わないけれど、少しづつ成長できている気がしていて。
「私なんて何もないんです」から「私、ここまではできます」と言えるようになりました。
小野寺 「ご自身の現在地」を認められるようになったんですね。
ちゆき そうそう。「ここまでできます」を積み重ねていくことが成長だとも思います。
人のスキルを目の当たりにすると、それを通して自分の現在地を確認できるんです。
小野寺 ママ友や同じ仕事をしている同僚と話すだけでは、得られない感覚かもしれません。そこに、コミュニティに加入する大きな意義がありそうですね。
ビジネスにおける信頼関係=お金?
ちゆき ビジネスでつながった人間関係における信頼って、一見「お金」が全てだと思えるじゃないですか。
私も長い間そう思ってきたんですけど、コミュニティに加入していろんな人と出会ううちに「情熱」「共感」「思いやり」で構築されるビジネスの信頼もあると知ったんです。
人から見ればキレイゴトと思えるかもしれないけれど、それらが核となって信頼関係が生まれることがある。
小野寺 そういった信頼関係はお互いの「人間力」がすごく大切になってくる分、お金でつながった関係よりも強そうですね。
その上でコミュニティ内で学んだビジネススキルで助け合うことで、強い絆が生まれる気がします。
ここでなら「スキで人を繋ぐ ご縁繋ぎの魔法使い」に近づける
小野寺 ちゆきさんの目指すあり方は「人と人とをスキで繋ぐ、ご縁繋ぎの魔法使い」なんですよね。
ちゆき そうなんです(笑)。
昔からずっと自分のダメなところさがしをしてきたので、その感覚で人の細かな部分まで見ることができるんです。だからなかなか見えにくい「素敵なところ」がよく見える。
その強みを活かして、昔の私みたいな方に「あなたにはこんなに魅力があるよ」「こんなことだってできるよ」と伝えたい。
そうして、その方にあった場所……私が横田さんにマーチャントクラブを紹介してもらったように、魅力を発揮できる居場所を繋げることができたら、それ以上に嬉しいことはありません。
小野寺 なるほど、それが「スキで人を繋ぐ ご縁繋ぎの魔法使い」。
ちゆき 何かを始める人と最適な環境の架け橋になれるよう、これからもマーチャントクラブで精進します!
小野寺 ちゆきさん、お話しいただきありがとうございました!
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マーチャントクラブ埼玉支部は実体験の共有、個々の検証結果のデータベース化、協業やマッチングといった環境を整えた「挑戦を続ける経営者のためのビジネスコミュニティ」です。
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インタビュアー / 小野寺美咲
小野寺 美咲(おのでら みさき)
1995年神奈川県生まれ。会社員兼ライター。コロナ禍に延べ400人以上の起業家らと対談した経験を経て、取材の楽しさ・奥深さを知る。人の奥底にある思いをヒアリングして文章にするインタビューライターとして活動中。
無類の読書好きで、IWGPを代表作に持つ石田衣良のラジオ番組「大人の放課後ラジオ」Kindle版ディレクション担当。インタビュー記事作成だけでなく、LPや電子書籍制作にも携わる。